活動レポート

APFS設立30周年パーティーを開催しました!

2017年12月18日 月曜日
30周年
30周年パーティーの様子 ウットロン

12月10日、APFS設立30周年のパーティーが開かれました。会場はAPFS理事の一人が経営するイタリアンレストラン「パドマ」。様々な国出身のメンバーたちや弁護士、医者、学者など、これまでのAPFSの足跡がうかがえる120名超の面々が参加しました。

会の途中途中では参加者から祝辞が述べられました。APFSとともに闘い在留特別許可を勝ち取った元非正規滞在のメンバーからは、非正規だった時の思い、そして在特を取り、今では「永住者」となった、日本国籍を取った、ビジネスで成功した、など様々な報告がありました。当時の子どもたちがすっかり大人になり結婚やこどもの出産を報告する場面もありました。APFSを設立したバングラデシュ国籍のメンバーたちも参加し、同じく設立者であるAPFS相談役の吉成と設立時のことを懐かしむ時間もありました。最後はバングラデシュ音楽のバンド「ウットロン」の演奏で締めくくり、今後も40周年、50周年とAPFSを盛り立てていこうと会場が盛り上がる中、閉会しました。

「家族一緒に!」キャンペーン第2弾 子どもだけミーティングを開催しました

2017年11月6日 月曜日
子どもだけミーティング
子どもミーティングの様子

2017年10月28日、板橋区立文化会館において、「家族一緒に!」キャンペーンの第2弾として子どもだけミーティングを開催し、在留特別許可を求める子どもたちと支援者の11名が参加しました。これは、先月行われた本キャンペーンのキックオフイベントで在留特別許可を求める当事者から「子どもたちだけで話す場をぜひ作って欲しい。」という強い要望があり、それを受けて今回開催が実現しました。子どもたちは、主に家族との関係や学校生活、進路、就職についての思いを共有し、活発な意見交換がなされました。

子どもたちにとって最も身近な存在は家族ですが、それに対する気持ちも、状況によって様々であることがわかりました。「親が母国に帰国できない状況を理解できる一方で、非正規滞在の状態が続いていることは親の責任を感じる時もある。」など率直な意見があり、葛藤する様子も伺えました。

また、学校生活に関しては、皆勉強を一生懸命に取り組み、友人たちと楽しく過ごしていると話していました。しかしながら、部活動で運動部に所属している子どもたちは、怪我が心配で思い切りプレー出来ない悩みをあげていました。それは非正規滞在者は健康保険に加入できないため、容易に病院で治療を受けることができないためです。このように一見充実した学校生活であっても、在留資格がないことによる影響は避けられません。

子どもたちの今後の課題としては、やはり進路や就職です。非正規滞在者は就労が認められていないため、就職ができません。進学したとしても、学費を賄うためのアルバイトもできないという辛い現状を語る子どもたちもいました。

なお、ミーティングには過去に在留資格がない子どもだった方も参加し、自身の経験も踏まえ、子どもたちに「絶対に諦めてはいけない。」という励ましの言葉をかけていたのが印象的でした。

ミーティングの最後には、子どもたちが在留資格を得て日本に残るという強い気持ちをカードに書きました。法務省交渉の際に提出出来ればと考えております。子どもたちの切なる願いが必ず叶うよう、引き続き活動を展開してまいります。

第10回 在留特別許可に係る市民懇談会

2017年10月27日 金曜日

 

第10回市民懇
第10回市民懇の様子

2017年10月12日(木)、板橋区立文化会館にて、第10回在留特別許可に係る市民懇談会がおこなわれました。

この日は前回までの議事内容をふまえながら、出版計画については各担当章やコラムの内容を確認し、締切日程等を決定しました。また、第7次出入国管理政策懇談会への提言書については文章化を始め、年内にまとめたうえで年明けに提出する意向となりました。内容についても詳細が詰められており、次回開催までにある程度文章化する予定です。
 第11回となる次回は、11月29日におこなわれます。

 

「家族一緒に!」キャンペーンを開始しました

2017年9月15日 金曜日
20170910ミニシンポ
ミニシンポの様子

2017年9月10日、板橋区立文化会館において、「家族一緒に!」キャンペーンのキックオフシンポジウムが行われ、在留特別許可を求める当事者ら約30名が参加しました。

入管の仮放免者への対応として、日本で長期に公教育を受けるなどの子どもに在特を認め、その代わりに親は帰国するように促す傾向があります。また、日本人配偶者がいても一度帰国することを促されるケースもあります。しかし帰国後、その外国人が日本に戻れる保証は何一つありません。こうした家族を引き裂くやり方は、子どもの権利条約にある子どもの「最善の利益」の尊重や、自由権規約にある家族生活の尊重など(両条約は日本批准済)、国際的な観点から見ても間違っています。
そのためAPFSでは、家族がバラバラに引き裂かれることなく、家族一緒に在留許可を得、日本で在留が続けられるよう「家族一緒に!」キャンペーンをスタートさせました。

今回のキックオフシンポジウムでは、児玉晃一弁護士より欧州人権裁判所の判例をもとにお話しいただきました。ヨーロッパではたとえ非正規滞在の外国人であってもその「家族生活」は尊重され、ヨーロッパ各国政府の出した退令が欧州人権裁判所により違法とされていることが挙げられ、APFSのメンバーたち当事者が家族一緒に在特を求めていくことは決して間違った主張ではないこと、国際的に見ても間違っているのは入管だということが強調されました。
その後、このキャンペーンで行っていく活動について、当事者、APFSスタッフ含め案が練られ、法務省交渉、出入国管理政策懇談会への提言、私たちの声伝えるプロジェクト、パレード、子どもだけミーティング、SNSでの発信など、様々な案が出されました。最後に、参加者ひとりひとりから今後に向けての熱い思いを共有し、本シンポジウムは閉会しました。

この日出された案をもとに「家族一緒に!」キャンペーンを展開していきます。今後の動きはまたこのHP等で報告いたします。

在住外国人無料検診を実施しました

2017年8月18日 金曜日
2017検診
検診の様子

2017年8月13日、板橋区立グリーンホールにて、毎年恒例となっている在住外国人対象の無料検診を実施しました。例年通り、シェア=国際保健協力市民の会(SHARE)さんとの共催です。13時半から15時までの受付で合計41名の受診がありました。受診者の国籍は最近増加しているネパールの方が半数を占め、その他ミャンマー、バングラデッシュ、インド、フィリピンなどの方々でした。普段、費用負担などから、なかなか病院に行けないという在住外国人も、特に医科相談などで様々な体調の不安を医師に直接質問することができ、中には長時間に渡り相談している方もいました。16時半の終了を予定していましたが終わらず、場所を移して1時間ほど延長し終了しました。

長期支援が必要なケースもあり、そうしたケースはAPFS事務所で後日改めて相談を受けることとなりました。
 受診者の国籍が近年変化していることを実感しました。APFSにも増える傾向にあるネパール人やベトナム人の相談者たちのニーズを探っていく必要を感じました。

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