活動レポート

「家族一緒に!」キャンペーンを開始しました

2017年9月15日 金曜日
20170910ミニシンポ
ミニシンポの様子

2017年9月10日、板橋区立文化会館において、「家族一緒に!」キャンペーンのキックオフシンポジウムが行われ、在留特別許可を求める当事者ら約30名が参加しました。

入管の仮放免者への対応として、日本で長期に公教育を受けるなどの子どもに在特を認め、その代わりに親は帰国するように促す傾向があります。また、日本人配偶者がいても一度帰国することを促されるケースもあります。しかし帰国後、その外国人が日本に戻れる保証は何一つありません。こうした家族を引き裂くやり方は、子どもの権利条約にある子どもの「最善の利益」の尊重や、自由権規約にある家族生活の尊重など(両条約は日本批准済)、国際的な観点から見ても間違っています。
そのためAPFSでは、家族がバラバラに引き裂かれることなく、家族一緒に在留許可を得、日本で在留が続けられるよう「家族一緒に!」キャンペーンをスタートさせました。

今回のキックオフシンポジウムでは、児玉晃一弁護士より欧州人権裁判所の判例をもとにお話しいただきました。ヨーロッパではたとえ非正規滞在の外国人であってもその「家族生活」は尊重され、ヨーロッパ各国政府の出した退令が欧州人権裁判所により違法とされていることが挙げられ、APFSのメンバーたち当事者が家族一緒に在特を求めていくことは決して間違った主張ではないこと、国際的に見ても間違っているのは入管だということが強調されました。
その後、このキャンペーンで行っていく活動について、当事者、APFSスタッフ含め案が練られ、法務省交渉、出入国管理政策懇談会への提言、私たちの声伝えるプロジェクト、パレード、子どもだけミーティング、SNSでの発信など、様々な案が出されました。最後に、参加者ひとりひとりから今後に向けての熱い思いを共有し、本シンポジウムは閉会しました。

この日出された案をもとに「家族一緒に!」キャンペーンを展開していきます。今後の動きはまたこのHP等で報告いたします。

在住外国人無料検診を実施しました

2017年8月18日 金曜日
2017検診
検診の様子

2017年8月13日、板橋区立グリーンホールにて、毎年恒例となっている在住外国人対象の無料検診を実施しました。例年通り、シェア=国際保健協力市民の会(SHARE)さんとの共催です。13時半から15時までの受付で合計41名の受診がありました。受診者の国籍は最近増加しているネパールの方が半数を占め、その他ミャンマー、バングラデッシュ、インド、フィリピンなどの方々でした。普段、費用負担などから、なかなか病院に行けないという在住外国人も、特に医科相談などで様々な体調の不安を医師に直接質問することができ、中には長時間に渡り相談している方もいました。16時半の終了を予定していましたが終わらず、場所を移して1時間ほど延長し終了しました。

長期支援が必要なケースもあり、そうしたケースはAPFS事務所で後日改めて相談を受けることとなりました。
 受診者の国籍が近年変化していることを実感しました。APFSにも増える傾向にあるネパール人やベトナム人の相談者たちのニーズを探っていく必要を感じました。

第8回市民懇談会を行いました

2017年8月14日 月曜日
市民懇

第8回市民懇の様子

2017年7月12日、板橋区立文化会館にて「在留特別許可に係る市民懇談会」を行いました。第8回目となる今回は、APFS吉成からフィリピン訪問についての報告、元教員でAPFSボランティアの福本からは「学校空間と『家族滞在』『非正規滞在』者」というテーマで報告を受けました。さらに、日本に多くの技能実習生を送り出しているベトナムで5月下旬から6月上旬にかけてその実態調査をされてきた港町診療所の山村医師からも調査結果のご報告がありました(この調査報告については山村医師の許可を得て希望者にお送りいたします。ご関心ありましたらAPFSまでご連絡ください)。

最後には、今後の出版に向けた詳細の検討や第7次出入国管理政策懇談会への提言についても議論され、改めて本懇談会の方針が確認されました。

在特市民懇 第6・7回開催しました。

2017年7月7日 金曜日
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第7回市民懇の様子

2017年4月20日と5月31日に板橋区立文化会館において、第6回、第7回の在留特別許可に係る市民懇談会を行いました。第6回では、弁護士の児玉晃一先生から「欧州人権裁判所の判例」についてのご報告を受け、港町診療所の山村淳平先生からは「第7次出入国管理政策懇談会委員の聞き取り」についての報告を受けました。特に児玉弁護士からの報告では、欧州にて家族生活がどれほど重視され尊重されているかが理解でき、今後のAPFSの運動の上でも大きな示唆に富むものとなりました。

第7回ではこの市民懇談会の内容をどのようにアウトプットしていくかを議論し、出版と政策提言に結び付けていく方針が確認されました。詳細は次回以降に詰めることとなりました。

第18回移住労働者の集い APFS★メーデーを開催しました

2017年5月8日 月曜日
メーデー

大勢が詰めかけました
2017年4月30日(日)に板橋区立グリーンホールにて「第18回移住労働者の集い APFS★メーデー」を開催しました。
初めに、APFS吉田副代表理事から当団体の新体制紹介があり、次にAPFS吉成相談役が基調報告の中で「移住労働者の労働環境が30年前と全く変わっていない」と強く主張しました。それを受け、集会決議文採択が日本語・英語の二言語でなされました。
また、来賓のご挨拶として、立教大学 水上徹男 教授、ビルマ人人権活動家のチョウチョウソーさん、明星大学 渡戸一郎 教授、立教大学 野呂芳明 教授、井上温子板橋区議会議員からお話をいただきました。いずれも外国人住民のおかれている厳しい法的立場の現状を取り上げつつ、移住労働者が改善に向けて主体的に活動していく意義とあたたかい応援のお言葉をいただきました。
後半の懇談会では、美味しいバングラデッシュ料理が振舞われ、さらにバングラデッシュの音楽グループ「ウットロン」の素晴らしい演奏もあり、集会は盛会のうちに終わりました。

前回の2006年から約10年ぶりの開催とあって、APFS設立当初からの会員も多数参加し、100人ほどの当事者メンバー・関係者などで賑わいました。新旧のメンバーたちが互いの意見などを活発に交換させていました。今後もこのようなメンバー同士のネットワーク作りを積極的に設けていきたいと考えております。

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