【速報】日本で夢を叶えたい!在留資格がない子どもたちによるパレードを実施しました

パレード

渋谷で声を上げる子どもたち
APFSでは「子どもの夢を育む100日間行動」に2015年8月29日から取り組んでいます。これまでに、「子ども会議」「国会議員への陳情」「法務省へのハガキ行動」「日本外国特派員協会での記者会見」「子どもの地元における支援する会の立ち上げ」など、様々な活動に取り組んできました。

「100日間行動」の集大成として、2015年12月20日(日)14:15~15:00まで子どもとその家族、支援者で渋谷をパレードしました。自らが抱える状況を少しでも多くの人に知ってもらうことが目的でした。

パレードに参加した子どもは、日本に生まれ、日本で育ってきたにもかかわらず、在留資格がありません。日本に在留することが出来るのか、また、行ったことのない親の母国に無理やり行かされるのか、分からない状況で、将来の夢を描くに描きにくい毎日を過ごしています。

自らの存在を、パレードで街頭にさらすことに抵抗を感じていた子どももいました。しかし、子ども達同士でも励ましあいながら、多くの人に知ってもらうことで、状況を変えようと勇気を出して、パレードに参加しました。

「法務省は子どもたちに在留を認めろ!」「家族を送還するな!」「親子をバラバラにするな!」という声を渋谷で上げてきました。

クリスマス前の渋谷には、多くの人が買い物に出ており、在留資格がない子どもが存在すること、子どもが日本で将来の夢を叶えたいことをアピールすることができました。

今日までの活動を踏まえ、APFSは、今後一人でも多くの子どもが日本で在留できる道を子ども達と探っていきます。
引き続き、ご関心をお寄せいただき、応援をよろしくお願いします。