法務大臣政務官に在留特別許可を求める署名・要望書を渡しました

法務大臣政務官

松野信夫法務大臣政務官への署名の提出
2012年9月7日(金)、13家族2個人29名の非正規滞在者及びAPFSは参議院議員会館を訪れ、①在留特別許可を求める署名5,214筆、②13家族2個人29名の当事者が自ら作成した要望書を松野信夫法務大臣政務官に渡しました。
13家族2個人29名の国籍は、フィリピン、バングラデシュ、イラン、パキスタン、韓国、ボリビア、ペルーの7ヶ国に及びます。

APFSからは、以下の4点を改めて要望しました。
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1.小学校4年生以上の子どもを持つ非正規滞在家族に在留を認めてください
2.親子・夫婦を分離しないでください
3.非正規入国の家族にも在留特別許可を認めてください
4.日本に実子がいる非正規滞在者の在留を認めてください
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APFSからの要望について法務大臣政務官は、日本生まれの非正規滞在の子どもが母国へ送還された際に教育に多大な影響があること、家族を分離することなく一体のものとして扱うことの必要性について、理解を示されました。また、要望を踏まえ、13家族2個人29名の在留特別許可について検討していただくこととなりました。

参議院議員会館前では、当事者が自ら在留を求める旨をアピールをしました。当事者の子どもの中には、「自分の家族だけではなく、ここにいるみんなでビザを取りたい」とアピールをした者もいました。APFSでは、これからも非正規滞在者と結束して、在留特別許可の取得に向けて頑張っていきます。今後ともご支援をいただきますようお願いいたします。

【ご支援への御礼】
かねてより集めてきた5,214筆の「長期滞在家族に在留特別許可を!」の署名をこの度、無事提出することが出来ました。署名にご協力をいただいた皆さまに改めて御礼申し上げます。