非正規滞在外国人家族が法務大臣宛に要望書を作りました

子ども

自らの思いを書く子どもたち
2012年7月22日、板橋区文化会館にて、約30名の非正規滞在外国人家族が法務大臣宛の要望書を作りました。要望書の作成を通じ、在留特別許可を求めている旨を、自らの言葉で伝えることを目指しました。要望書は、子どもと大人に分かれ、それぞれ作りました。

大人の要望書には、日本での一番の思い出が「日本人の同僚や友人に出会えたこと」という記述が見られました。子どもの要望書には、「家族とみんなと一緒に日本にいたい」「家族をバラバラにしないでください」という記述が見られました。子どもたちが家族の日本における統合を求めていることが分かります。そして、大人・子どもが共通して、「ビザ(在留特別許可)をお願いします」と結んでいます。

要望書は、今後、当事者たちによって直接法務省(法務大臣)へと届けられる予定です。引き続き、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

【支援の御礼:2家族6名が在留特別許可を取得しました!】
APFSにて支援をしてきた非正規滞在外国人15家族2個人35名のうち、2012年7月に2家族6名(ビルマ・スリランカ出身)が在留特別許可を取得しました。ひとえに皆さまのお励まし、ご協力のおかげです。ありがとうございます。全ての家族が在留特別許可を取得するまで、引き続きご支援の程、よろしくお願いいたします。