子どもに会えない外国人親の支援を続けています

外国人親ミーティング

参加者の出身国は13に及びました
APFSでは、2011年8月に日本外国特派員協会で行った記者会見を皮切りに、自分の子どもに会うことが出来ない外国人親の支援を始めています。パキスタン、バングラデシュ、中国、ビルマ、マリ、チュニジアの5ヶ国の外国人父親・母親たちが自らの子どもに会うべく日々頑張っています。

2011年11月30日(水)APFSでは欧米を中心とした当事者グループ、Left Behind Parents Japan(LBPJ)と戦略ミーティングを開催しました。APFSとLBPJと合わせて、13ヶ国20名の参加者が集まりました。アメリカ、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、アフリカと全ての大陸をカバーする、他に例をみない、とてもグローバルな集まりになりました。APFS代表理事の加藤が進行を務めました。

ミーティングの冒頭で世界地図を用いたワークショップを行い、どこの国の出身者がいるのかを全体で共有しました。その後、参加者の自己紹介を行いました。自己紹介では、自らの子どもに会えない辛い経験を思い出し涙ぐむ当事者もいました。国籍を越えて、当事者同士が励ましあっていたのが印象的でした。その後、今後の行動計画を策定しました。法務省前でのアピール、国会での勉強会開催、署名活動、パレード等の活動を今後予定しています。
2011年12月13日(日)には、当事者が再び集まりPolicy Statement(方針)の内容について話し合いました。内容については以下のURL(東京新聞ウェブサイト)よりご覧いただけます。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011121502000193.html

また、APFSでは子どもに会えない外国人親からの相談も随時受け付けております。相談は予約制となっています。相談をご希望の方は、APFS事務所03-3964-8739までご連絡ください。
皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。