法務省前で在留特別許可を求めて「人間の鎖行動」を実施しました

法務省前

非正規滞在外国人・支援者による「人間の鎖」
「人間の鎖行動」
-18家族2個人34名の非正規滞在外国人に正規在留を求めて-

日時 2012年12月25日(火)14時~16時

APFSは2012年12月25日(火)に法務省前「人間の鎖」活動を実施しました。2012年11月18日に行われた18家族2個人34名の非正規滞在外国人の正規在留を求める銀座パレードに引き続いての今回の活動です。法務省前で18家族2個人34名とその友人、支援者と共に互いに手を取って、「在留許可がおりない事で生活が苦しくなっていること」、「家族と離れ離れになりたくない思い」など、各々が声を上げて法務省に伝えていきました。

当日はとても寒い中で、18家族2個人34名と共にAPFS、JOYを支援する会、TORRESさん家族を支援する会準備会など、70人を超える方が法務省前に集まりました。その中で、非正規滞在外国人一人一人が法務省に向けて、自分たちの在留に対する「思い」を言葉にして伝えました。

(実際の声)
「家族をバラバラにしないでください。おねがいします」
「家族とみんなと日本にいたい。一緒に暮らしたい!」
「自分は、外国人かもしれないけど、日本で生まれてきたし、育ってきたので、おやの国に行っても何も分かりません。おやも何年も日本にいてこっちのかんきょうの方がなれました。なので家族みんなで日本にいたいです。」

子どもから、大人まで、中には泣きながら、しっかり彼/彼女らの思いを伝えていました。その後、お互いに手を取り合って法務省前に「人間の鎖」を作りました。法務省の正面の通りを埋め尽くし彼/彼女らの在留許可を求める思い、支援者の思いを行動で法務省に示していきました。

その活動の思いも伝わってか、最終的には法務省の方々にAPFS代表・加藤から18家族2個人34名の非正規滞在外国人の正規在留許可を求める要望書を渡すことが出来ました。要望書を通じても彼/彼女らの思いを伝えることが出来ました。それでも、彼/彼女らに在留許可が出る保証はどこにもありません、むしろ今後さらに在留許可を求めて「伝えていく活動」「訴えていく活動」を継続していく必要があります。APFSも全力で当事者を支援していき、在留許可取得の目標に突き進んでいきます。