東京入国管理局前 一週間座り込み行動を決行しました

報告

東京入国管理局前での座り込み行動
17家族3個人34名の非正規滞在外国人は、2013年5月20日(月)~24日(金)まで、「東京入国管理局前 一週間座り込み行動」を決行しました。34名の国籍は、フィリピン、バングラデシュ、パキスタン、スリランカ、イラン、ギニア、マリ、ペルーと8ヶ国に及びます。

本行動は、より多くの方に非正規滞在外国人が在留を求めていることを伝えること、法務省―入国管理局に一刻も早い在留特別許可を求めることを目的に行われました。

雨天の中、炎天下の中、行動を継続する中で、多くの共感が集まりました。

東京入国管理局前を通りがかった、何人もの方が在留特別許可を求め一緒に座り込みに参加してくれました。また、報道を通じ、私たちの行動は全国に伝わりました。被災地支援で訪れた岩手県大船渡市の方からも激励をいただきました。テレビニュースで私たちの問題を知り、電話をかけてきてくださいました。

「家族をバラバラにしないで」「家族のためにも一日も早くビザをもらって働きたい「日本に恩返しがしたい」、それぞれが自らの思いを東京入国管理局前で訴えました。34名は自分のためだけに行動をしているのではありません。一人でも多くの、同じ問題に苦しんでいる仲間に在留特別許可が認められるよう、声を枯らしてアピールを続けているのが印象的でした。

東京入国管理局には、行動開始時と終了時に申し入れを行いました。申し入れは東京入国管理局長まで届けられるとのことです。

午後には法務省へ移動し、要望書を提出しました。青柳審判課係長他、3名が対応しました。要望内容は以下のとおりです。
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1.日本で生まれた子どもを持つ非正規滞在外国人家族に在留を認めてください
2.日本人・永住者の配偶者の非正規滞在外国人に在留を認めてください
3.単身者の非正規滞在外国人に在留を認めてください
4.日本社会への定着性を評価してください
5.17家族3個人34名を再収容・送還しないでください
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行動を行った、要望書を出しただけで、すぐに在留特別許可が認められるのではありません。17家族3個人34名は、在留特別許可を求めて今後も行動を継続していきます。皆さんのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

●ボランティアで支援する
今回の行動はボランティアの手によって支えられています。
是非、あなたもボランティアとして、行動に参加しませんか。
ボランティアの応募については、こちらからご覧ください。

●寄付で協力する
行動には多くの費用がかかっています。今後も行動を継続するために、寄付のご協力をよろしくお願いします。
寄付についてはこちらからご覧ください。

●署名で協力する
17家族3個人34名のうち、在留特別許可を求め署名活動を行っている者が存在します。
署名のご協力を是非よろしくお願いします。ご協力をいただける方は、以下問い合わせ先までご連絡ください。

【本件についての問い合わせ先】
特定非営利活動法人ASIAN PEOPLE’S FRIENDSHIP SOCIETY(APFS)
住所 〒173-0014 東京都板橋区大山東町56-6 メゾーネ大山301
TEL 03-3964-8739 FAX 03-3579-0197 E-mail apfs-1987@nifty.com