非正規滞在者ミーティングを開きました

非正規滞在MTG

ミーティングの様子
2017年1月22日(日)に「非正規滞在者ミーティング」を開きました。当日は予定を上回る30名以上の非正規滞在者と支援者が集まり、在留特別許可をめぐる現状報告と今後の活動方針についての議論を行いました。
同じ境遇にある仲間と不安や目標を共有する中で、メンバー間で闘っていく意思を改めて確認しました。最後には、4月30日(日)APFSにて行われる「移住労働者のメーデー」への決意を一つにし、懇親会を行いました。

現在、非正規滞在者に対する在留特別許可が認められにくい状況が続いています。そこでAPFSでは、有識者らと共に「在留特別許可に係る市民懇談会」を行い、今後の活動の方針を議論してきました(http://apfs.jp/report20170113_3680.php)。今回はその議論の結果報告も行いました。
普段は全く人前で発言をしないという子どもが、声を震わせながら「人権まで認められないのは…おかしいって思う。」と思いを述べました。過去に在留特別許可を得て、現在は日本で正規で暮らしているメンバーは応援の言葉を投げかけました。当事者・支援者、それぞれの抱えている葛藤や希望を共有する場となりました。

また、サポートする側としてAPFSがどのような気持ちで問題に立ち向かってほしいか、当事者に述べる場面もありました。特に、「強い思いがないなら、帰りなさい。」というAPFS理事の言葉に、再度、決心を固めた当事者の姿が印象的でした。

ミーティング後に行われた懇親会では、それまでの緊張が解け、それぞれが自由に思いを交わし合っていました。
4月30日(日)には、「移住労働者のメーデー」を開催します。非正規滞在者が抱える課題についても議論します。
皆様と共にますます活動を盛り上げていきたいと思っておりますので、引き続き、ご関心を寄せていただきますよう、よろしくお願いいたします。