スラジュさん事件の真相解明を求めるパレードを行いました

スラジュさんパレード

スラジュさんの友人たちによる訴え
日 時 : 2011年3月6日(日) 12:00~14:00  
集合場所: 神宮通公園(渋谷駅東口徒歩10分 宮下公園隣)
参加者数:約70名(ガーナ、日本、アメリカ、パキスタン、イラン等)


2010年3月、ガーナ国籍男性ABUBAKAR AWUDU SURAJ (アブバカール アウドゥ スラジュ)さんが死亡しました。

スラジュさんは在留期間を超過して日本に滞在していたため、日本から出て行くように入国管理局から言われていました。しかし、スラジュさんには日本人の妻がおり、住みなれた日本で奥さんと暮らしていけるように、裁判や入国管理局でお願いをしている途中でした。そんな中、入国管理局は奥さんにも内緒でガーナへの送還を実行し、その中で、スラジュさんは死亡しました。

どのようにスラジュさんが死亡したのか、正式な発表はありませんが、法務省との話し合いなどから分かったのはこのような状況です。スラジュさんは入国管理局の職員に無理やりに飛行機に乗せられ、その際に手錠と、そして口には猿ぐつわのようにタオルが使われたとのことです。そしてスラジュさんはぐったりして亡くなった・・。
昨年末にはこの送還に関わった10人の入国管理局職員が書類送検されています。今は千葉地検が起訴不起訴を判断中です。迅速かつ適切な判断が待たれています。

スラジュさんの事件の早期起訴処分を求め、また一般の方にスラジュさんの事件を知ってもらうという趣旨で渋谷にてパレードを行ないました。

パレード中、道行く人にチラシを配りましたが、受け取りがよくなかなかの手ごたえでした。途中参加の方がいたり、スラジュ基金にご寄付をいただくなど、とてもいいパレードになりました。

今回はスラジュさんの友人がマイクを持って先頭に立ち訴えました。今後もスラジュさんの奥さん、ご友人、弁護団とともに、APFSはスラジュさん事件の真相解明のために動いていきます。