ABUBAKAR AWADU SURAJさんの死亡事件に関し、東京入国管理局に申し入れを行いました

抗議アピール

東京入国管理局前での抗議アピール

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日 時:2010年4月30日(金)14:45-16:15
場 所:東京入国管理局前
参加者数:約30人
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2010年3月22日、ABUBAKAR AWADU SURAJさん(ガーナ国籍)が
強制送還中に死亡しました。
A.P.F.S.は、生前よりABUBAKAR AWADU SURAJさんを支援していました。

事件の当事者である、法務省入国管理局・東京入国管理局に遺族および
支援者は経過の説明および謝罪を求めてきました。
3月25日には法務省入国管理局に申し入れを行いました。
法務省入国管理局は「警察の捜査に任せている」の一点張りで、
説明は断片的なものにとどまっていました。
そして、その後、何ら応答はありませんでした。

法務省入国管理局・東京入国管理局の対応に憤りを感じていた、
A.P.F.S.とガーナ人同胞達は4月30日、合同で東京入国管理局に対し
申し入れを行いました。

代表団5名が東京入国管理局の中に入り、要望書を提出しました。
申し入れた内容は以下3点です。

①遺族に対し事件の経緯を説明してください
②遺族に対し正式な謝罪をしてください
③スラジュ氏のケースの再審不開始について納得のいく説明をしてください

東京入国管理局の不誠実な対応もあり、申し入れは1時間以上に及びました。
総務課および執行部門の責任者は、上記内容を検討し、回答をすると約束しました。

しかし、本来であれば、申し入れの前に回答があるべきであり、
遺族・ガーナ人同胞は大いに憤りを感じています。

申し入れの間、APFSのスタッフ、ガーナ人の同胞が
東京入国管理局の前で抗議の声を挙げました。
入国管理局を訪れていた、多くの方から共感と励ましをいただきました。
多いときでは、100人近くの人が耳を傾けていました。
また、300枚近く用意していたチラシが一瞬で無くなり、関心の高さが窺われます。

今後も、A.P.F.S.では法務省入国管理局および東京入国管理局に
経過の説明と謝罪を求めていきます。
また、千葉景子法務大臣に対しても、現場において適切な対応がなされるよう
訴えていきます。
皆さまのご支援をよろしくお願いします。