2012年3月26日(月)に非正規滞在15家族2個人35名及び彼/彼女らの支援者が集まり、午後1時から在留特別許可を求めるために銀座でパレードを行いました。
日比谷公園から出発する前に、子どもたちが中心となって日本に滞在し続けたい理由などを訴える看板を作りました。声を出し自分の言葉で日本にいたい気持ちを銀座の皆さんに伝えながら、水谷橋公園まで歩きました。通行中の人々にビラもたくさん配り、非正規滞在者が直面する問題に対する理解を得ることが出来ました。
在留特別許可を求める35人は、イラン、韓国、スリランカ、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ペルー、ボリビア、ミャンマーの九ヶ国の出身者で、日本における在留歴などの背景も多岐に渡っています。パレード終了後に、法務大臣に求める在留特別許可に関して以下の四点が決議されました。
1.小学校四年生以上の子どもをもつ非正規滞在家族に在留を認めること
2.親子・夫婦を分離しないこと
3.日本に実の子どもをもつ非正規滞在者の在留を認めること
4.非正規入国の家族にも在留特別許可を認めること
これらの四点に基づき、15家族2個人35名全員に早急に在留特別許可を求める決議文をAPFSのスタッフが責任をもって当日中に法務省に提出しました。
今後も皆さまのご支援・ご協力の程、よろしくお願いいたします。