4名の外国人女性が「介護職員初任者研修」を修了

修了者

修了証を手に喜ぶ受講者
APFSはNPO法人高島平ACTと連携し、「多文化家族の自立に向けた包括的支援事業」を行っています。
(独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成事業)
事業の一部として、「多文化家族の女性を対象としたキャリア形成のための職業訓練」に取り組んできました。
「介護職員初任者研修」を外国人女性が日本語の指導を受けながら受講できる仕組みを高島平ACTと作りました。
「介護職員初任者研修」はアイ・ヘルパースクールにお願いをしました。

2015年2月7日、「介護職員初任者研修」修了の卒業式が行われました。
卒業式では、井上文二スクール長が卒業生ひとり一人に修了証を手渡しました。修了証を受け取った卒業生たちは一様に大きく飛び上がって喜びを表現していました。今回の事業はフィリピン人女性3名、スリランカ人女性1名、バングラデシュ人女性1名の5名でスタートしましたが、途中でバングラデシュ人女性が継続困難となり、4名での卒業式となりました。すでに、実習先から「うちの施設に来てもらえないか」との誘いを受けている卒業生もいます。介護職員初任者研修の資格を取得した4名は、それぞれ希望を抱きながら、さらなるキャリア形成を実現し、日本社会の中で活躍することでしょう。当日はNPO法人高島平ACT日里代表、服部副代表、APFS吉成相談役も卒業式に出席しました。6か月間にわたって、4名の面倒を見ていただいた井上スクール長と山本先生に心から御礼を申し上げます。