日本で学ぶ全ての子どもに安定した在留を!―在留特別許可一斉行動決起集会報告

101219 決起集会

多数の当事者・支援者が参加しました

2010年12月19日に、17家族1個人42名の在留特別許可を求める一斉行動の決起集会を開きました。最初は、法務省交渉の際に申し入れを行った以下の3点について報告しました。

(1)小学生以上の子どもを持つ非正規滞在家族に在留を認めてください
(2)一家全員の在留を認めてください(親子を分離しないでください)
(3)非正規入国の外国人家族にも在留特別許可を認めてください

続いて、在留得別許可を取得するのにあたっての上記の「小学生4年生の壁」、「家族分離の壁」と「非正規入国の壁」といった3つの壁に関して意識を共有してから、今後の動きについて説明しました。全体目標として、全ての子どもに日本での安定した在留を獲得することを設定しました。

それに向けた短期的目標を、「在留特別許可に係るガイドライン」に照らし合わせて自分の状況を理解した上で、個別署名活動や周囲の人々への働きかけを通じて協力を求めるとしました。また、これからの中期的目標は、政治家への陳情、マスコミ取材、全体署名活動、そしてあらゆる行動やイベントによって運動を深め広げることです。長期的目標を、横のつながりを強めて、政策提言もしながら、在留特別許可を得るという形に定めました。