「希望への道プロジェクト」中間報告会を行いました

報告会

報告に熱心に耳を傾けていただきました
APFSでは、2014年6月より「希望への道プロジェクト―非正規滞在者の合法化を求める」を始めました。
日本社会には高齢者、障がい者、非正規滞在者等、その存在が忘れ去られ、声を挙げることが出来ない人が少なからず存在します。
「希望への道プロジェクト」では誰もが「希望」を持てる寛容な社会をつくることを目指しています。

この半年の間に以下の事業に取り組んできました。
①NHK「ニュース7」でも取り上げられた「地方議会への一斉陳情プロジェクト」
②「介護職」として多文化家族の女性が日本で自立するための研修を施す「多文化家族女性のキャリア形成」
③日本からバングラデシュに戻った帰還移民へのヒアリング調査
④外国人の人権を擁護するための「外国人人権ホットライン」

2014年12月14日(日)に板橋区グリーンホールにおいてプロジェクトの中間報告会を行いました。
50名近くの参加がありました。
半年の活動を当事者の「希望」を軸に振り返りました。
また、特別報告として、2010年3月に強制送還中に亡くなったスラジュさん(ガーナ出身)の事件に関する報告を行いました。

参加者からは、
・自分の居住している自治体の地方議会に陳情を出したいが、陳情はどのようにすればいいのか
・みんなで何か一緒に活動をすることが大事ではないか
・被災地の特に高齢者は今も困っている。何か手伝えることがあるのではないか
・地元でボランティア活動をする中から「つながり」を作ることが必要ではないか
といった意見が出されました。
参加者それぞれが自らの「希望」を問いながら、連携の必要性を感じ、それを訴える場になりました。

また、APFSがクラウドファンディングサイト「READY FOR?」内で支援を呼びかけた
「地方議会への一斉陳情プロジェクト」で支援を下さった方が多数中間報告会に参加くださり、
新たなつながりも出来ました。

中間報告会での意見を元に、APFSでは2015年1月~3月にかけても「希望への道プロジェクト」を展開していきます。
皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。