韓国スタディーツアー(韓国人留学生ボランティアからの報告)

韓国スタディーツアー

通訳として大活躍

2009年10月31日から11月3日までの韓国スタディーツアーに、通訳として参加し、多様な経験をさせていただきました。

移住外国人問題を抱えた韓国の姿は、私が今まで認識していた韓国とは異なる目新しいものでした。移住外国人たちは韓国に生活基盤を築き、その根は韓国社会に深く下ろしたようにみえました。しかし、韓国の政治的状況や一般市民の偏見など、移住外国人が韓国での幸せな生活を営むことを許さない様々な要素の存在も確認しました。このような苦しみのなかにいる移住外国人を支援する団体が韓国にも存在するということに驚き、韓国における移住者の事情にあまりにも無関心であった自分が恥ずかしいと思いました。現在の韓国の状況は移住外国人にも、そして支援団体にとっても大変ではありますが、その方々の活動、そしてその中でみられた多くの笑顔から、これからの韓国の移住外国人問題を解決する希望を見ることができました。

韓国にいた頃には知ることのできなかった多様なことを、APFSを通じて、今回のスタディーツアーを通じて学べました。このツアーが日本と韓国共に、移住外国人が幸福な生活を送る国になるための、お互いに協力し合っていく大きな一歩となれることを心から願っています。