APFS子どもの夢を育む100日間行動 レポート⑤ 東京入国管理局前ハガキ行動(1回目)

ハガキ

多くの方からご協力をいただきました!
APFSでは、既に退去強制令書が発付されている10名の非正規滞在の子ども達の在留特別許可の取得を目指し、「子どもの夢を育む100日間行動」に取り組んでいます。親が母国に帰ることを約束すれば、子どもだけであれば日本への在留を認めると示唆されている家族もあり、事態は、急を要しています。

「100日間行動」を始めるにあたり、8月29日に「子ども会議」を催し、子ども達がどのような問題を抱え、どう解決していこうとしているのか、耳を傾けました。子どもたちからは、以下のような問題が提起されました。
―アルバイトが出来ず、親の(財政的な)助けになれないこと
―健康保険に入れないこと(病気になっても病院にいかないで我慢している)
―将来がどうなるのかが分からず、やりたいことが出来ない。
―進学が出来るのか(学校が受け入れてくれるのか)。

子どもたちは、自らが置かれた状況を自らの手で変えようとしています。「ビザという壁をぶち壊したい」「ビザを取って、自由になりたい」とその決意を述べています。
そして、問題の解決策として「周りの人に状況を話して理解を得る」「マスコミに知らせたい」「デモを起こし真剣度を公の場でアピール」などを挙げています。
以上の子どもたちの意見を受けて、APFSでは、10月23日(金)14:00~15:30に、「非正規滞在の子どもの在留を求める東京入国管理局への要望およびハガキ行動」を行いました。

東京入国管理局へは、以下2点を要望しました。
1.子ども達が日本で将来の夢を叶えられるよう、速やかに在留を認めてください。
2.親と子をバラバラにしないでください。子が安心して生活できるよう、親にも在留特別許可を認めてください。

要望書と共に、子どもたちが書いた嘆願書も提出しました。要望書及び嘆願書は、東京入国管理局長の目にも入れていただけるとのことです。また、法務大臣にも送達するとのことです。
要望及び嘆願の内容を検討していただくことを願ってやみません。

一方、東京入国管理局前では子どもたちを中心に、支援を求めるハガキを集めました。短時間ではありましたが、100枚近くのハガキが集まりました。
「日本で生まれた子どもだから日本にいるべきだ」というメッセージも見られました。

APFSでは、今後も100日間行動を展開していきます。
ご支援・ご協力の程をよろしくお願いします。