2010年3月22日、ガーナ国籍男性ABUBAKAR AWUDU SURAJさん(以下、スラジュさん)が国費送還中に死亡しました。その送還に同行していた入国管理局職員が規則では認められていない足手錠やタオル、私物の結束バンドなどを使用し、むりやりに拘束し起きた死亡事件です。
スラジュさんの死の真相を究明するため、2010年8月5日、国と入国管理局職員に対する損害賠償請求訴訟を提訴しました。スラジュさんは超過滞在していたことを反省し、妻と日本で生活することだけを望んできました。そんなスラジュさんがなぜ死ななければならなかったのか、訴訟を通じて明らかにしていきます。
次回期日は、スラジュさんの死因を心臓疾患であるとした医師の尋問、及び原告(スラジュさんの奥様)の尋問です。
裁判後は弁護団の先生方からの簡単な報告会も行います。
より多くの皆さんによる傍聴が、この事件の真相究明のための大きなパワーとなります。
傍聴のご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
◆スラジュ事件国賠訴訟 第12回期日◆
日時:2013年10月23日(水)10:00~16:30頃まで
場所:東京地方裁判所 706法廷
*今回の傍聴は、傍聴券は不要です。直接、法廷にお越しください。
スケジュール(予定)
開廷 10:00
田鎖医師尋問
午後開廷 13:30
池田医師尋問
原告本人尋問
閉廷 16:30
※また、裁判終了後に(17:00~)弁護士会館にて当日の尋問内容を報告する時間をとりますので
傍聴と合わせてご参加ください。