家族全員に在留特別許可が出ました

APFSで支援しているフィリピン国籍の一人親家庭に、11月22日在留特別許可が出ました。
家族全員「定住者」の在留資格です。最近は、親が帰国する代わりに子どもへの「留学」の
在留特別許可を認める・・というケースばかりだったので、家族全員に、しかも「定住者」の
在留資格が出たことは本当にうれしいニュースでした。

こちらの家族は、当初子どもたちに国籍がなく、まずは役所への出生届の提出から
支援をスタートしました。その後入管に出頭し、これまで何度もの入管のインタビューを
受けてきました。お母さんが一人で子ども二人の面倒をみており、仕事ができない中で、
生活も大変でした。APFSでは皆さまからのご寄付を活用し、食品を送ったり子どもたちの
通学交通費の補助を出したりしました。また子どもたちの学校関係者と連携するなど、
できることをやってきました。
今回、家族の定着性が認められ、このようないい結果となり、本当にうれしいです。

APFSはこれからも地道に支援活動を続けて行きます。